9月になり、いよいよ後期シーズンに突入しました。
公式戦もあり、60分の限られた練習時間を1分1秒無駄にはできませんが、同時に御殿山シューキューズが最も大切にしている「チームづくり」にも時間を割く必要があります。
このところ平日TRの終了後の時間にミーティングを行い決めているのは、全員リーダー制の役割項目の取捨選択です。今、全学年の練習の準備から片付けまでを大人は一切口を、手を出さず全て選手たちのみで行なっています。6月〜7月にかけて時間をかけて決めてきた担当について、「これっている?」「これはもう自分達でできそうじゃない?」などを選手たちで話し合っているところです。
テーマに挙がったのは、サポート担当という「何か困っている仲間を見かけたら率先して手助けをする」というとても大事な役割なのですが、これが必要か否かについて。
「体験に来る子はそんなに頻繁にはいないから要らない」
「忘れ物なども気付いたら自分ですぐに取りに帰るし要らない」
「困っている子がいたら誰かが声をかけるので要らない」
全体的に「要らない」という声が出ました。それ自体が決して悪いわけではありません。上記だけをやるのであると考えたら、確かに今は自分たちでできることばかりだと思います。それくらい、今自分たちでできることが増えています!
そこでちょっと監督から意地悪な質問をしました。
「もし監督が集合の声をかけた時に、そこで困っている人がいたらどうする?」
全員が黙り込んでしまいました。当然です、チームの約束事として、「(1秒でも無駄にしないよう)集合はダッシュで行うこと」を話したばかり。監督に言われたから、チームの決まり事だから、みんなそうしているから、、、
この役割に関する本質的な話としては、「もし街中で困っている人を見かけたら、手を差し伸べられる人であるか」を問うもの。
その人を助けたら時間に間に合わない。遅れたらみんなに迷惑をかけてしまう(やっとこさ「監督に怒られる」という考えの人はほぼいなくなりました笑)。
「来る途中で困っている人を見かけたので助けていたら遅くなっちゃいました」
「監督、ちょっと困っている子がいるからあの子のサポートをしてきます」
自分が見て考え、自分で判断する子を育てていきたい。
集団の中でも、自分の基準を失わない子を育てていきたい。
これがサッカーでも必ず活きてくるでしょう。
「空気を読むこと」と「空気に流されること」は違います。
「仲間と協力すること」と「仲間に流されること」は違います。
人は人、自分は自分。
集団の中にいても、10人が「違う」と言ったとしても、自分は「そうだ」と思ったら、自信を持って、勇気を持って行動できる選手を育てたい。一人ひとりはきっと「そうだ」と思うことだってあるでしょう。でも、やっぱりなかなか勇気がありますよね。
でも最後は自分で考え、自分で決める。
そんな自立した選手がこの御殿山シューキューズからこれから一人、二人と出てきたら、きっともう大丈夫。
品川区No.1のクラブづくりは着実に進んでいる。きっとピッチ内でも自立した選手が育ってくるはず!!

