前回までの投稿で、御殿山シューキューズのサッカーにおける正しい「ミス」の定義をし、サッカーとは「失敗」を「(失敗にせず)成功」に変えるスポーツであることである、というテーマで話をしてきました。
最後のテーマとして、御殿山シューキューズで活躍する選手たちに共通して備わっている「チームプレー」「献身性」「集中力」がなぜ強く求められるのか?について話をして終えたいと思います。
御殿山シューキューズの選手たちは8〜9割が中学受験を志望する選手たちで占めています。そのため、平日火曜(3年以上)、木曜(1・2年)の1時間練習、土日それぞれ1時間という区内屈指の短い練習時間を設けているにも関わらず、全員が揃って練習することができないのが現状です。
クラブチームのように平日2〜3日2時間、毎週末は半日対外試合に出るなんてことは残念ながら現実的に叶いません。それでも地域に素晴らしい強豪クラブが遍く中で他クラブへの移籍もなく、全員がチーム愛、クラブ愛を持ってプレーしてくれるのは、ただサッカーが上手いだけで選手選考をしないことはあるのではないかと考えます。
1年生からチームミッションでもある「ボトムアップ理論×サッカー」でGood team Good gameを目指す中で、「チームプレー」「献身性」を何よりも重んじ、指導にあたります。チャレンジングな選手を育て、選手が主体性を持ってプレーできる環境づくりを目指します!
ほぼ全員が中学受験を目指す以上、「集中力」は必要不可欠です。1時間ダラダラと過ごすのか、1時間ぶっ倒れるくらい全力プレーをして、受験勉強にも全力を注ぐのか。であれば、15分×2本という短い時間を常に高い集中力を維持しプレーすることが求められます!
前回触れた「失敗を成功に変えるプレー」を実現するには、常にマイボールの時間を増やし続けるためには、一喜一憂している暇なんてないのです!「ミス」=チャレンジングなアクションを止めることとするならば、アクションし続けられれば御殿山シューキューズのサッカーにおいて「ミス」は存在しないことになります。
逆にアクションを起こせないと、「ミス」ばかりのつまらないサッカーになってしまいます。「サッカーって面白いスポーツだな!」と選手、保護者の皆さまに思ってもらうために、アクションを止めず常にチャレンジし続ける”アクションフットボール”で、再び強い御殿山シューキューズを目指します!!
[…] 「ミス」という言葉の誤った解釈を紐解く④ […]
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